こんばんは。食いしん坊なくまです。
ちょっと間が空きましたが、日台ハーフの華語学習の時間で~す!
今日は日本料理のコースの流れを中国語に訳してみたので軽く紹介させて下さい。
はじめに
くまは、食べることが好きなので、中国語を勉強するにあたって、いずれかは食関連の通訳に携われたらいいな、と思ってます。食関連といっても、幅が広すぎるので、とりあえず、ピンと浮かんだ"和食"から始めようと思います。
和食の中でも、日本料理・割烹・懐石料理って日本語でもちょっと難しいって思われる方いますよね?・・・くまもそうです、はい。
それを、台湾の日本料理屋さんではどのように訳されてるのかが気になったので、調べてみました。
今回参考にさせて頂いたお店
1軒目:錦水 TAIPEI by HOTEL CHINZANSO TOKYO
台北ナビ→和食で検索して気になったお店をチェックしてみました。中でも目に引いたのが、"HOTEL CHINZANSO TOKYO"という文字。
名前見ておお?って思った方正解です。本店は東京の目白にある椿山荘内にあります。
今度台北に行ったときに行ってみたいな~って思ってHPチェックしてみたら、何故かページが表示されないので、どうしたのかと思ったら・・・残念ながら2017年10月末に閉店。(台湾の飲食店で、HPがない or 表示されてなくてもFacebookページならあるって場合あるので、一度Facebookでチェックすることをおススメします)
当時のコース料金の設定は、NT¥4,000、¥5,000、¥6,000。
日本円にすると、¥14,000、¥17,000、¥21,000程。
https://www.facebook.com/kinsuitaipei/
2軒目:割烹日本料理 光琳 大安店
1軒目のお店のFacebookのタイムラインを見てたら、此方のお店が紹介してたのでチェックしてみました。お店は、2016年12月に台北にオープンで、高級感溢れてて素敵なお店!!
コース料金は、NT¥2,500、¥3,500、¥5,000。
日本円にすると、¥8,800、¥12,000、¥17,500程。
3軒目:心月懷石料理
台北101のある信義區にある日本料理屋さん、心月懷石料理。2軒目より一層お手軽価格で本格的な懐石料理が頂けそうです♪
コース料金はNT¥1,600、¥1,900、¥2,200程。
日本円にすると、¥5,600、¥6,600、¥7,700。
https://www.facebook.com/Xinyue.huaishi/
2軒目と3軒目は、日本で頂けるものと同じくらいの価格なのにはビックリ。お料理も雰囲気も凄く素敵なので、機会があれば訪れてみたいと思いました♪
※3軒とも:
・コース料金以外に、飲み物代+サービス料10%別途要
・2019年5月16日時点のレート:1ニュー台湾ドル=¥3.52で計算しました
他にも何軒か検索してみましたが、今回は主にこの3軒のコースメニューを参考にさせていただきました。それプラス、多少くまのアレンジを加えたものが下記の通りです。
コースの流れ
では、懐石の一般的な順番をおおまかに説明させていただきます。
懐石料理など伝統的日本料理コース順番としては、多少誤差があったり順番が前後するかもですが、大抵9品程(先付、前菜、お椀、お造里、八寸、焼物、煮物、食事、水物)かと思われます。
これらは、わざわざ中国語に訳さずとも、そのまま利用されてることも多いみたいですね。確かに、八寸以外は意味が通じると思いますが、流石に八寸は通じないですね~。
ここで1つ質問です。皆さんは、八寸とは何かご存じですか?
ちょっと前まで、八寸=八品程の小鉢が出てくるものかと思ってました(*/∇\*)
八寸とは
日本料理で八寸というと、 8寸(約24cm)あるお盆に数種類のお料理を盛り付けられたお料理のことを示すとのこと。ようは、焼きや煮込みなどあらゆる手間を尽くした逸品料理の盛り合わせです。ノンアルでも充分楽しめますが、呑兵衛には最高のご馳走間違いなしです♪
誤:別に小鉢が8個あるというわけではない
正:お酒やお茶のアテにピッタリな複数の逸品料理の盛り合わせ
内容としては、ワケギとアオリイカのぬた、あん肝、煮こごり、秋刀魚の幽庵焼き、イイダコなど季節を感じられるお料理がちょこちょこ味わえるかと思います。
もっと他に八寸の写真とかないの?って気になる方は、過去に八寸の写真載せた記事があるので此方も合わせてご参照ください。 www.kuma110.com
コースの順番(中国語訳)
ではでは、先生と一緒に考えた中国語訳をどうぞ~!
1.開胃菜kāi wèi cài(先付・お通し)
2.前菜qián cài(前菜)
3.御椀yù wǎn、湯品tāng pǐn(お椀)
4.造里zào lǐ、生魚片shēng yú piàn(お造)
5.綜合拼盤zōng hé pīn pán、季節風味料理jì jié fēng wèi liào lǐ(八寸)
6.烤品kǎo pǐn、焼烤類shāo kǎo lèi(焼物)
7.蒸食zhēng shí、煮食zhǔ shí(蒸物、煮物(炊き合わせ))
8.食事shí shì、飯類fàn lèi(ご飯物)
9.甜點及水果tián diǎn jí shuǐ guǒ(甘味と水菓子)
他にも、炸物zhá wù(揚物)、特品tè pǐn(強肴(しいざかな))などなど。
読み方の注意点
前菜qián càiの菜càiは、日本語読みだと"カイ"ではなく"ツァイ"。
生魚片shēng yú piànの片piànは、日本語読みだと"ピァン"ではなく"ピェン"。
食事shí shìの食shíや事shìは、日本語読みだと"シィー"ではなく"スゥー"です。
お料理の説明に関しては、今度、写真を用いながら記事で紹介したいと思います。笑
最後に
今回は、簡単に懐石の一般的なコースの流れの中国語をご紹介させていただきました。
日本料理・懐石料理・会席料理の醍醐味といえば、五感を使って全身で楽しめることだと思います。季節ごと(お店によっては月ごと)に使われてる食材をふんだんに使って季節の趣を味わえるのが乙ですよね~。
使われてる食材・食器も、なぜ使われてるのかとか説明できるとカッコいいですよね!くまもまだまだ、勉強不足なので知らないことが多いですが、徐々に知識を付けていけたらな~と思います。
人様に説明するなら、まずは日本語で言いたいことをまとめないと!ですよね。苦笑
ミシュランの星付きのお店には、日本人だけでなく海外のお客様が大勢行かれるかと思います。お店側は英語で対応可でもなかなか現状は中国語の対応は・・・あまり見たことないです。
将来、グルメ関連で中国語が堪能といったら〇〇って言ってもらえるよう、これからも華語学習続けて頑張ろうと思います。ではでは、一緒に勉強中の皆様、目標に向かった頑張りましょう~!!