個人的にはイタリアンよりフレンチが好きなのですが、旦那様がフレンチが得意でないので、2人で外食となると我が家は専ら和食かイタリアンが多いです。
とはいえ年々、食べれる量が減ってきたので、イタリアンはアラカルト頼めるお店ならまだましも、コースとなると量を調整しないとキツイ年頃です😅
最近は、少量コースを最初から選べるお店増えましたよね!
この日は結局通常ボリュームのコースを頂きましたが、少量コースも選べるお店を開拓してみたかったので、東京丸の内にあるフレンチに行ってきました。
ということで今日は、東京丸の内にある高層階からキレイな景色が見える、デートにおススメのフレンチを1軒ご紹介させてください。
少量多数のお料理を食べるなら
この日は記念日でもなんでもなかったのですが、珍しく旦那様が仕事落ち着いたとのことだったので、1週間前に、とあるフレンチのお店に予約を入れましたw
事前にだいたいのコースの流れを公式サイトで確認できるので、それを元に苦手な食材、外してほしいリクエストなどを予約の際にリクエスト。
ネットで予約を入れて、数日後、携帯に電話で確認のご連絡いただくのですが、その時からもうすでに好印象。やはり予約の確認のお電話で丁寧にご確認いただけるのは嬉しいですよね~!
ということで、この日は丸ビル35Fにあるフレンチに行ってきました。
お店の名前は、Sens & Saveurs (サンス・エ・サヴール)
どんなお店?
Sens & Saveurs (サンス・エ・サヴール)は、ひらまつグループの系列の1998年当時、最年少でミシュランの三つ星を獲得し、世界中の食通に注目された双子のシェフ、ジャック&ローラン・プルセル兄弟のコンセプトが頂ける鴨田猛料理長が率いるモダンフレンチのお店です。
"プルセル・キュイジーヌ”は、フランス・ラングドック地方並びに地中海料理を基本コンセプトとしてるとのこと。
▼お店の外観
お店の名前は、フランス語で”五感の追求”を意味するとのこと。
景色、インテリア、音楽、会話、そして料理など五感全てで感じて食事の時間を楽しんでもらいたいというプルセル兄弟のコンセプトの元、東京を一望できる丸ビル35階にお店をオープン。
▼我々が伺ったのはハロウィーンシーズン
営業時間
LUNCH:11:00〜15:30 (L.O. 13:30)
DINNER:平日 18:00〜22:30 (L.O. 20:30) / 土日祝 17:30〜22:30 (L.O. 20:30)
定休日:なし
アクセス
JR東京駅丸の内南口から徒歩3分程の距離にある丸ビル35Fにあります。
頂いたもの
2022年10月の平日夜にお伺いした時の簡易レポをお伝えします。(全部の写真となると膨大な数なので幾つかピックアップしました😄)
▼テーブルセッティング
ハロウィン前ということもあり、小物もパンプキンが使われてたりとハロウィン仕様でした🎃
①豚足のコロッケ
②高知県産鰹と焼きナスのタルトレット
③アンチョビと酒粕のサンド (奥に水蛸と里芋のリエット?)
④茨城県産岩牡蠣 (我々は生牡蛎→蒸し焼きにしていただきました)
⑤食後の小菓子
⑥熊本産地鶏<天草大王>のコンポジション
⑦海藻バターで焼き上げた青森県産真子鰈のソテー
⑧かぼちゃのクレーム
⑨山形県産蔵王和牛サーロインの炭火焼
SENS & EMOTIONS
■カナッペ4種
・豚足のコロッケ(豚足が苦手な旦那様はいくらのタルト)
・アンチョビと酒粕のサンド
・水蛸
・里芋のリエット?
■前菜1
・梨と赤しそのガスパチョ ゼラニウムのエキュム
高知県産鰹と焼きナスのタルトレット
■前菜2
・茨城県産岩牡蠣 トマトとマンゴーのルガイユ
根セロリのクレーム 黒酢とバニュルスワインのヴィネグレット
■前菜3
・熊本産地鶏<天草大王>のコンポジション
万願寺唐辛子のピペラード 柿とレバーペーストのアクセント
■前菜4(+3,000円)
・かぼちゃのクレーム
トリュフとポルチーニのアイスクリーム フルムダンヴェールのクロックムッシュ
■お魚料理
・海藻バターで焼き上げた青森県産真子鰈のソテー
フェンネルの香るシャンパンソース
越喜来産ムール貝とオリーブのデュクセル 法蓮草のジュレ
■お肉料理
・山形県産蔵王和牛サーロインの炭火焼 枝豆とマスカルポーネのパニス
牛蒡とにんにくのコンディメント マディラ酒と醪の香るジュー
■デザート
・シャインマスカットと白糠酪恵舎モッツアレラチーズのカプレーゼ
大葉香る軽やかなソルベを添えて
■食後のお飲み物と小菓子
・コーヒー6種、紅茶・ハーブティー8種
▼この日、特に印象深かったプレートを3つご紹介します。
熊本産地鶏<天草大王>のコンポジション
左下から時計回りに、万願寺唐辛子のピペラード→テリーヌ→柿→もも肉?→レバーペースト。
なにより天草大王の歯ごたえ、弾力が想像以上にジューシーで美味しいんです!普段鶏肉があまり得意でない旦那様も無言でペロリ!改めて見返しても、前菜にもかかわらずメインを凌ぐインパクトだったと思います。
合わせて頂いたワインはフランス・プロヴァンス地方のグルナッシュ主体のほのかにオークが香るフルーティーなロゼ。やっぱり鶏肉にロゼは鉄板ですね~♬
かぼちゃのクレーム
こちらは、+3,000円の追加料金でしたが迷わず追加。
ぼっちゃん南瓜の甘さと、下の方にポルチーニのアイスクリームが入ってるので温→冷のコントラストがなんともたまりません。サイドには、青カビのフルム・ダンベールチーズを使用したクロックムッシュが添えられてます。
これに合わせて、大好きなフランス・ローヌのピエール・ガイヤールの娘さん、ジャンヌ・ガイヤールのマルサンヌを頂いたのですが、語彙力なくします。本当。笑
山形県産蔵王和牛サーロインの炭火焼
正直、和牛のサーロインって聞いた時点で、胃もたれしないかな、大丈夫かな?って心配したのですが、火入れ抜群ですし、なによりマディラ酒を加えることで、くどさ感じなくなったので美味しく頂きました~w
サイドの枝豆とマスカルポーネのパニス(ひよこ豆のフライ)も口直しにさっぱりできたのが嬉しかったです。
此方、合わせて頂いたワインがフランスのブルゴーニュのコート・ド・ニュイ地方にあるドメーヌ・ピエール・ダモワのジュヴレ・シャンベルタン クロ・タミゾ、それも偉大なる2005年ものですか!?思わず2度見しちゃいました🤩
まずは単体で飲んで、そのあとにペアリング用にもう1杯飲みたい・・・って思わず思っちゃいましたw
飲み物
この日は、旦那様はシャンパン3杯、自分用にシャンパンの他にペアリングで3杯頂きました。
【泡】ドゥラモット ブリュット
【ロゼ】シャトー・デスクラン ロック・エンジェル 2020
【白】ジャンヌ・ガイヤール マルサンヌ 2019
【赤】ドメーヌ・ピエール・ダモワ ジュヴレ・シャンベルタン クロ・タミゾ 2005
最後の最後にピエール・ダモワのジュヴレ・シャンベルタン クロ・タミゾの2005がでてくるのはビックリ!いやぁ~、香り、味わいはともかく、余韻が半端なく幸せでした~!
デートするなら断然平日夜がおススメ
この日のお会計は、コース料金が13,310円×2、追加オーダー3,000円×2、ドリンク7杯頂いて2人で5万ちょいだったので、1人あたり2.5万円でした。
お会計後、スタッフさんに案内されてバーコーナーも見せて頂きました。いやぁ~、35Fから見える都内の景色、最高ですね!時間に余裕があって、かつ飲み足りないなら今度は食後酒1杯飲みたいねwって話になりました。笑
平日夜の利用は、想像通り客層もよく、19時以降そこそこお客様が入ってましたが、さほど気にならず、終始2人きりの空間でお食事を楽しむことが出来ました。
また暫く仕事が忙しい日が続きそうですが、2人してひと段落ついたら、また訪れたいと思います。
丸ビル35Fにあるひらまつグループのフレンチ、Sens & Saveurs (サンス・エ・サヴール) はまさに、2人きりのデート使いにピッタリなお店だと思います。
▼丸ビルでフレンチといえば、丸ビル36Fにあるモナリザもおススメです。
モナリザは店内明るめなのと色使いが鮮やかなので家族会や女子会にもおススメに対して、Sens & Saveurs (サンス・エ・サヴール) は照明控えめなので、どちらかというとデート向きかな~って思います。