こんにちは~。食いしん坊なくまです。
今日は、広尾にある予約困難のイノベーティブ・フュージョンのお店を1軒ご紹介させて下さい。
はじめに
今回ご紹介するお店は、イノベーティブ・フュージョンのお店と記載しましたが、一体どんなお料理を提供するお店なのか、軽く説明させて下さい。
難しいことは言えないですが、簡単に言えば、和・洋・中の調理法を取り入れた新しいスタイルです。イタリアンな1品が出てきたと思ったら、次はフレンチ要素たっぷりの1品、箸休めに和食~!!などと、イタリアン、フレンチ、和食、中華がミックスされた芸術的なお料理、でしょうか。
都内で今回ご紹介するお店以外のお店でしたら、SUGALABO@神谷町とかSECRETO@牛込神楽坂とか、現在休業中ですが銀座 盡(ジン)が有名かと思われます。
今回ご紹介するお店のヒントとしましては、
ヒント1:2018年4月に今現在の場所、広尾でオープン
ヒント2:お店の名前はシェフのフルネームを使用
ヒント3:広尾に来る前は、北海道のミシュラン1つ星レストラン、リストランテ薫のシェフ
ではでは、答え合わせと行きましょうか?
お店の名前は、長谷川 稔
どんなお店?
上のヒントでも書きましたが、シェフはもともと北海道の江別でリストランテ薫で働かれてたシェフです。ミシュラン1つ星を獲得された後は、次のステージとして、北海道から東京へと拠点を移し、イタリアン・フレンチ激戦区でもある広尾で新店をオープンされました。(いやぁ~、本当、凄すぎますよねっ(o´艸`))
店内は、1Fにシェフが調理してるところを見渡せるシェフズテーブル、2Fにキッチンを見下ろせるカウンター席があります。ちなみにトップのアイキャッチ写真は、シェフズテーブルです。
お料理は、おまかせコース1本。オープンしてから暫くは¥15,000(税抜)で頂けましたが、2018年の確か10月か11月?以降から¥30,000(税抜)になりました。ワインペアリングは、¥15,000(税抜)~。(有り難いことに、コース料金¥15,000の時に行けて本当ラッキーでした!!)
営業時間
昼12:00~、夜18:00~ or 20:00~の一斉スタート
定休日:火曜日、水曜日
アクセス
広尾駅1番出口から徒歩5分程の距離にあります。お店は1軒屋でして、黒い建物が見えたら小さな看板探してみてください。
お料理
それでは、以前にも増して予約困難になった長谷川シェフの唯一無二のお料理の写真を何枚かシェアしたいと思います。
それではお写真、どうぞ~!!(2018年の晩秋に行ったときの写真です)
▼静岡県稲取 金目鯛の鱗焼き サラダ仕立て
此方、長谷川シェフのスペシャリティの1つでありまして、なんと最初からドドーンときました。いやぁ~、噂にたがわずお美しすぎて、くまの写真では伝わらないのが申し訳ないです・・・(興奮しすぎて手が震えっぱなしでした。爆)
香ばしく焼かれた鱗は、食感がとても楽しいですし、白身もとても2時間火入れしたとは思えない旨味がたっぷりで驚くほどしっとりしてて柔らかでした。バルサミコ酢と北海道産フルティカのピューレなども合わさり旨味塩味酸味が全て1体として味わるとっても素敵な1皿からスタートとは度肝を抜きましたっ!
▼クエとレンコンのベニエ ブレザオラとキャビア添え
静岡県伊東産の神経〆クエと姫路レンコンのベニエ、別名フリッターです。奥にあるベーコンみたいなのは、ブレザオラというイタリアの塩漬けされた生ハム、そして手前にはキャビアが添えられてます。
▼冷製のタリオリーニ 白子添え
ふふふ、ちょっと一見、ドキッとしますよね?笑
細いタリオリーニの上に大きな白子がど~んと乗ってて一見シンプルですが、迫力があります。個人的に白子はあまり得意でない食材にも関わらず、こだわりの鱧に蛤のお出汁を使って独自の調理法で作られた此方の1品は思わずお替りしたいぐらいの美味しさでした。
▼カツレツ ジャガイモとチーズと共に
このカツに使われてるお肉がまた凄いのでご紹介させて下さい。月に1頭しか出荷しないレアな北海道新富地区「野生の牛」の地ビーフ、それもそのシャトーブリアンの部分を使われてるんです!・・・本当贅沢すぎますよね?笑
カツの下に添えられた北海道産ジャガイモとチーズも決して脇役レベルではなく、メイン級の美味しさなんです~♪
▼モンブラン ラフランスのピューレ マスカルポーネとラム酒のクリーム添え
デゼールの前までは、長谷川シェフのお料理でして、デゼールは、女性パティシエの方の作品です。
モンブランに使用されてる栗は、高知県四万十の四万十栗!!そこに、長野県産ラフランスのピューレ、イタリアのマスカルポーネとラム酒のクリームの組み合わせは、凄~く上品でドストライクの味わいでした~!
飲み物
ドリンクは、ワインペアリングとノンアルペアリング2つあります。お酒好きのくま達は勿論・・・ワインペアリングをチョイス。笑
ワインは普段断然白派でして、赤だと軽めだったりピノノワールでしたら好きなんですが、滅多に飲まないのが、ボルドーの赤なんですよね。ですが、お料理とのペアリング次第では、美味しく頂けるので本当ペアリングの威力、凄いですよね~♪
今回特に印象深かった1本は此方です。
▼シャトー パヴィ マカン 2006
カツレツと合わせて頂いたのは、ボルドー地方サンテミリオンのメルロー主体のフルボディの赤。薫香、ブラックベリーやブルーベリーなどの黒果実の味わい深いパワフルでリッチな1杯でした~!
最後に
正直、ちょっとくま的には敷居の高いでしたが、オープンした時から行ってみたいな~って思ってたお店で、可能なら値上がりする前に行きたいと思ってたんです。そしたらそしたら!!想いが通じたのか、いつも素敵なお誘いを頂くグルマンからお誘いが来たのでビックリしました。笑
今だと最低予算¥5万はすると思うので、くま的には、此方、もう幻のお店になりそうです。いやぁ~、実に素敵な夢を見させていただきましたっ!(〃▽〃 ) お食事で体験できたこと、将来に役立てないとですね♪