食いしん坊くまのゆるゆる食べ歩き+α

主に都内での食べ歩きがメインですが、日台ハーフの台湾華語学習などなど。

夏に食べたい台湾スイーツ:緑豆薏仁湯(緑豆ハトムギぜんざい)

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6月も中盤ということで、そろそろ本格的に夏がやってきますね!

 

昨年に引き続き今年もコロナ禍ということもあり、運動不足って方、多いのではないでしょうか?

 

くまも基礎代謝が落ちてきていることもあり、ここ最近は足の浮腫みが気になってきました。・・・ご飯食べた後に速攻横たわるのがいけないってわかってはいるんですけどね😅

 

運動したくないけど変わらず食べたい!でも痩せたい!となると、カロリーコントロールか食材の力に頼るしかないですよねw

 

今日は、夏にピッタリの女性には嬉しい美肌効果やむくみ解消が期待できる台湾スイーツの1つ、緑豆薏仁湯(緑豆ハトムギぜんざい)のレシピをご紹介させて下さい。

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夏バテ防止にピッタリな台湾スイーツ

台湾だと大抵どの家庭でも、一家に一台、大同電鍋があるので、専らこの手のレシピを作りたいからと中国語でネットで検索すると・・・大同電鍋で作るレシピが多いです。

 

まぁ、日本語で検索を掛けたら普通のお鍋で作れるレシピ見つけられますw

 

大分暑くなってきたので、台湾で夏に食べる定番の薬膳スイーツ、緑豆薏仁湯 (lǜ dòu yì rén tāng)が食べたくなったので、ちょっと前にネットで食材を買いました。

 

身体にたまった余分な熱を取りのぞき、解毒や利尿の作用もあるといわれる梅雨時期から夏にかけての定番のスイーツです。

 

▼緑豆薏仁湯 (日本語:緑豆ハトムギぜんざい、英語:Mung Bean & Barley Soup) 

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日本で乾燥した緑豆を手に入れるには、一般のスーパー等では入手できないので、中華食材専門店とかで買うに限ります。

 

▼おススメのオンラインショップ

www.kuma110.com

 

▼都内在住の方におススメの大型中華食材専門店@大久保 

www.kuma110.com  

緑豆とハトムギの効能

ハトムギといえば、ハトムギ化粧水とかハトムギ茶を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。匂いも味もクセがあまりないのが特徴的。健康のため、ご飯やサラダに入れて食べてる方もいるかと思います♬

 

ハトムギの効能⇒美白効果、美肌効果(特にニキビとイボに効果的)、ダイエット、アレルギー(湿疹)やシミの抑制効果もあり。

 

緑豆といえば、もやしの原料と知られてるので、スーパーで緑豆春雨とか緑豆もやしを思い浮かべる方が多いかと。中華料理屋さんか多国籍料理屋さんでお粥、スイーツ、カレーの中に入ってるのを見たことある方も多いのではないでしょうか?

 

※日本で緑豆を買うとなったら、国産のものはないので全て輸入品、専ら中国産かミャンマー産のものになります。他だとオーストラリア産とかウズベキスタン産とかもあり。

 

あと、中華食材店で"緑豆湯"という名の缶詰が売ってたりするので気になる方は要チェックですよ♬ 

 

緑豆の効能⇒解熱、解毒作用、デトックス効果があり。

 

緑豆もハトムギ(薏苡仁:ヨクイニン)も、体の熱を冷やし水分代謝をあげたり、利尿効果やむくみ解消の効能があるので、中華圏では夏になったらよく食べられるスイーツの1つです。

緑豆薏仁湯(緑豆ハトムギぜんざい)のレシピ

ネットで検索したら色々でてきますが、折角なので母にもレシピを乞うてみましたw

 

1、首先綠豆洗乾淨後放在冷凍冰5個小時。(最好晚上睡覺前洗好放在冷凍)

⇒最初に緑豆をキレイに洗ったら冷凍庫に入れて5時間冷やす。(おススメは、寝る前に洗って冷蔵庫に入れること)

 

2、早上起來時將薏仁洗乾淨放入鍋子裡面加入水5000cc、然後放入從冷凍取出來的綠豆直接放進去煮40分或50分就可以。最後加入砂糖。熱吃、冷吃都可以。

⇒翌朝に起きたら、ハトムギを洗ってお鍋に水5000㏄を入れ、その後冷凍庫から緑豆を取り出して鍋に入れて40~50分煮込めばOK。最後に砂糖を入れる。温かいまま食べても良し、冷たくして食べても良し。

 

TIPS

・綠豆表皮裂開就可以。

⇒緑豆の皮が剥けてれば食べれる。

・綠豆冷凍可以省瓦斯而且比較快熟。

⇒緑豆を事前に冷凍することで、ガス代も抑えらえる上に火も通りやすくなる。

 

数字みてわかる通り、お水5000㏄が必要ってことなので、2人暮らしの我が家では食べきれる自信がないので笑っちゃいましたwなので、お水1000㏄にしてもいい?って聞いたら:

 

一般媽媽都是半包5000cc、1000cc太少。 不然妳用3分之1綠豆、2000cc水去煮好了。

⇒普段、お母さんは(緑豆)袋半分使うからお水は5000㏄使うから1000㏄は少なすぎるよ。緑豆を(袋の)1/3にして、水は2000㏄で試してみて。

 

母のレシピ通りに作ってみるつもりでしたが、量が多すぎるので、母から貰ったレシピを参考にして、汁ありver.と汁なしver.の2通り作ってみることにしました。 

 

▼緑豆&ハトムギ(前日に冷蔵庫に入れて冷やしたのを取り出した所)

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長時間水に浸けてたこともあり、緑豆もハトムギも水分を吸って多少大きくなってます。

緑豆ハトムギぜんざい (汁ありver.)

緑豆  :お米の計量カップ1=180㏄

ハトムギ:お米の計量カップ0.5=90㏄ 

砂糖  :お好みで

水   :2,000㏄

 

1、

緑豆とハトムギをよく洗い、水で浸した状態で冷凍庫に5時間~一晩漬けておく。

2、

お鍋に水を900㏄入れ、ハトムギを入れて中火で30分煮込んだのち、緑豆も追加して更に30分煮込む(火加減はずっと中火)。火を止めて更に15分程蒸らすと尚良し。

3、

ハトムギと緑豆が柔らかくなったら、最後に砂糖をお好みの量を入れて混ぜたら出来上がり。

 

※水の量が多いので、大き目のお鍋で作ることをおススメします。  

緑豆ハトムギぜんざい (汁なしver.)

緑豆  :お米の計量カップ1=180㏄

ハトムギ:お米の計量カップ0.5=90㏄ 

砂糖  :お好みで

水   :900㏄

 

1、

緑豆とハトムギをよく洗い、水で浸した状態で冷凍庫に5時間~一晩漬けておく。

2、

お鍋に水とハトムギを入れて中火で30分煮込んだのち、緑豆を足して更に30分煮込む(火加減はずっと中火)。途中、水分がなくなって焦げてたら少量の水を追加する。

3、

ハトムギと緑豆が柔らかくなったら、最後に砂糖をお好みの量を入れて混ぜたら出来上がり。

4、

食べたいときにハトムギと緑豆を器に入れて、お水orお湯を入れて混ぜたら出来上がり。

 

※砂糖を入れずに少量の塩で調整すれば、おかゆにいれて食べても良し。

 

▼水分が全部ハトムギと緑豆に吸収された所。

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▼アツアツのうちに砂糖を投入して混ぜる。

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くまの場合は、さとうきび糖を90g投入。

 

▼汁なしver.のお湯/水を足す前

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▼汁なしver.にお湯を足したもの

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甘さが足りない場合は、砂糖水で甘さを調整してくださいw

美味しい緑豆ハトムギぜんざいを作るコツ

緑豆薏仁湯(緑豆ハトムギぜんざい)といったら、お店で食べるにしてもお家で作るにしても汁ありver.がメジャーですが、スープの色が濁ったり煮崩れが気になるって方は、汁なしver.で作るのもありかと。

 

どちらも簡単なのでお好みでどうぞ♬

 

ネットでも色々とレシピを調べてみましたが、電鍋なしで作るなら、緑豆もハトムギもお好みの量、お水もお好みの量を入れて、40~50分煮込んだ後に、緑豆の皮が剝けてれば火を止めて砂糖をお好みの分量入れて出来上がり!ということがわかりました。笑

 

比率的には、

汁ありver.⇒緑豆1:ハトムギ0.5:水10

汁なしver.⇒緑豆1:ハトムギ0.5:水5

 

正直、下準備をしっかりとして、最後の砂糖の分量に気を付けさえすれば、美味しく出来上がると思いますw