皆さんは、定期的に通いたいとっておきのお店ってありますか?
くまにとって、今回ご紹介するお店は、まさに"定期的に通いたい、落ち着いてお食事が頂けるとっておきのお店"の1つです。
この記事は、下記の情報を知りたい方にオススメです:
・ジャパニーズフレンチが食べたい方
・記念日・デート・会食にピッタリのお店をお探しの方
・外国人のお友達をおもてなしするので、英語可なお店をお探しの方
・どんなお料理がでてくるか気になる方
レフェルヴェソンスの情報
最寄り駅は表参道駅ですが、表参道駅から徒歩15分ほどの距離にあります。
此方、高級住宅街の一角にあるミシュラン2つ星付きのお店です。
夜は、がっつりボリューミーで品数も多いですが、お昼は、夜より量少な目で、お値段もリーズナブルで頂けるので、個人的にはお昼がお勧めです。
お店の情報は、以前記事にしてますので、此方をご参照ください。
▼ウェイティングルーム
この日は、久しぶりの一番乗りだったので待合室をパシャリ♬
前回の記事では、定番の品を紹介しました。
今日は、お店に行ってみたい、お料理の内容が知りたい方、いつの時期に行けばいいのか知りたい方におススメの情報をお伝えさせて下さい。
レフェルヴェソンスで出されるメインについて
お料理の構成は、おおよそ3か月に1回のスパンで変わります。勿論苦手な食材の場合は、事前にお願いすれば変更可能です。
秋の時期のメインは、鹿肉。
冬の時期のメインは、鴨肉。
春の時期のメインは、鳩。
夏の時期のメインは、今帰仁アグー豚が頂けます。
※メインのお肉は、時期によってずれたり変更になるかもしれないので事前にご確認下さい。
皆さんは、いつの時期に行ってみたいですか?😋
ちなみに、個人的にレフェルヴェソンスのメニューは、夏→春→冬→秋の順に好きです♬
個人的に、あまりお肉が得意でないので、牛豚鶏以外のジビエは特に苦手です。なのでメインが鳩の時にお誘い頂いたときは、1人だけ変更にしてもらおうか悩みました。
ですが、グルメ友達の中で自分と同じくジビエが苦手な方も、レフェルヴェソンスの鳩は美味しく頂けるって聞いてたので半信半疑で試してみたら・・・美味しくてビックリでしたw
ちなみに、鳩は、フランス産のシャラン鳩をフランスから空運してもらうので、入手できないときは、鳩はでないとのこと。鳩のかわりは、鶏、でしょうかねw
夏のコース ルネサンス「再興」
常連さんにお誘いを頂いて、久しぶりのレフェルヴェソンスへ。
この日は、かれこれ半年ぶりの訪問。地下の個室を6人で利用させていただきました。
おこもり感のある地下の個室は、メインダイニングエリアに比べると照明はやや暗いですが、ゆったりと過ごしたい方々にはもってこいの場所です。
最初にドリンクを聞かれるかと思うので、メニュー表から好きなものを選ぶか、アルコールペアリング、ノンアルコールペアリングを選ぶことも可能です。
くまは、大抵シャンパーニュなしのペアリングコースをお願いすることが多いです。
▼ガスなし水
お水はガスあり・なしを選べますが、大抵くまはガスなしを選ぶことが多いです。頂けるお水は、勿論こだわりのお水♬
では、2019年7月に訪問した際のお料理をご紹介させて下さい。
ここから、夏のコースを一気にほぼ全部お見せします~!!
歳時記~
左の泡のグラスには、ほろほろ鳥のコンソメ、ウニ、パプリカ。この色鮮やかな山吹色はパプリカの色でしょうね。泡の部分を一口頂くと、ほろほろ鳥のコンソメとウニの磯の風味、旨味が一気に広がります!!
右の小さな器には、赤紫蘇のグラニテ、ジンジャービール入り。ちょっとド派手なポップキャンディーのようなピンクとインパクトありますが、味わいは、とてもすっきり爽やかな赤紫蘇のグラニテ♬
アップルパイのように#39~
パイ包みの中に入ってる具は、紅鮭、枝豆、茶臼岳、黒トリュフ。とても熱いので火傷に注意してください・・・とのことですが、ついつい勢いよく被りついて火傷しちゃうんですよね~。笑
#39というのは、オープン当初は、1代目からスタートして、今回のは39代目に考えられたものです。
夏のレメディ~
関アジ&大門素麺、焼き茄子、ズッキーニ、フローレンスフィンネル
お写真だけ見ていただくと、一見フレンチには思いませんよね?関アジをペロッとめくって中にある大門素麺、焼き茄子、ズッキーニなどをよ~くあわせてから頂くと、味わいはまさにフレンチver.の素麺!!笑
合わせて頂くワインは、ロワールあたりのシュナンブランかな~っと思ったら、シュナンブランはあたってましたが、まさかの国産ワイン!!それもくまが大好きな山梨のボーペイサージュのもの♬
定点~
蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
おぉ~!!この日の火入れ具合も絶妙ですし、焼き目がとっても素敵♬
夏の蕪は、冬に比べると、外側の皮の部分がピリッと苦みが感じられます。冬の蕪の方が甘みが強いですが、個人的には、夏のホロニガの皮と瑞々しい味わいのコントラストが好きです。
また、サイドで頂けるシュクレールのパンをつけて、きれいにソースを絡めとって頂く瞬間がなんとも堪りませんw
旅、記憶~
鮎、蕎麦粉のガレット、夏のハーブと蓼(たで)酢
奥に見える緑のソースが味変アイテムその1の蓼酢です。最初に鮎の頭をポリポリっと頂いて、蕎麦粉のガレットをくるりとハーブ、鮎を巻いて北京ダックのように頂いてくださいとのこと。
右側の写真に写ってるオレンジの液体ですが、蓼酢とは別の味変アイテムその2です。
その味変アイテムは、千葉の木戸泉で造られるアフルージュのマシェリ2016(日本酒)と鹿児島の国分酒造で造られるフラミンゴオレンジ(芋焼酎)を混ぜたものとのこと!これを最後に飲むと、鮎の苦み、旨味がより一層際立ってて、最高でした~!!
また、鮎に合わせたワインが、プリューレーロックのヴァン ド ターブル ブラン 2015とか、もう終始ニヤニヤが止まりませんでした。フランスのブルゴーニュ地方の白といったらシャルドネ100%ですが、オレンジワインといってもいいかと・・・。
今のところ、今年一番の鮎料理です♬
海の神 山の神~
今帰仁アグー豚ロース・ロティの黒糖ソースと海ぶどう、ハンダマ、モロヘイヤ
個人的には、今回頂いた今帰仁アグー豚は、黒糖ソースがすごくタイプでした~!!確かに美味しいのですが、昨年のレフェルの夏で頂いた今帰仁アグー豚の方がすごくインパクトあって美味しさをはるかに上回ってるかな~?って思いました。
右側の写真に写ってる、黄金色の液体は、まぐろ節出汁でした。
合わせていただいたワインが、フランソワ ヴィラールのコート ロティ ブ ロカルド 2011。フランスのローヌのシラー100%のフルボディの赤ワインです。
今帰仁アグー豚の力強い味わいに負けずとローヌのシラーが合わさって、相乗効果で一気にお口の中が~😍
木の陰で~
桃、梅、車葉草、香水木
夏の果物といったら、色々あると思いますが、此方で頂いたのは桃、梅!!
確か今年は桃不作とのことですが、と~っても瑞々しくて美味しい桃でした~。合わせて頂いた貴腐ワインのような日本酒にもピッタリ♬
お菓子、お薄、World peace
お菓子(ミニャルデーズ)がどんなもの気になる方は、前回の記事に写真を載せてるものと、ほぼ変わらないのでそちらをご参照ください。
World peace=一口サイズのピーナッツミルク
▼そして今回語りたいのは、此方!!
こちらは、支配人の青島さんです。お料理やワインの説明を聞いてるときも好きですが、やはり最後のお抹茶を淹れてくださるこの姿、手つきがたまらなく素敵なんです~♬
この日のお会計は、 ルネサンス「再興」¥10,000+ペアリング5種(税抜き、サービス料別途)を頂いて¥20,000ちょっとでした。
レフェルヴェソンスの夏のコースを頂いて
1年を通して、季節感を味わえる素敵なジャパニーズフレンチのお店です。ミシュラン2つ星ということもあり、国内だけでなく世界各国からいらっしゃるお客様も多いです。
店内の雰囲気はミシュラン2つ星らしく重厚感がありますが、接客は、決してお堅い感じではなく、逆に細かいところに手が届く感じで、いつも凄く居心地が良いです。
個人的に、夏の食材は大好きなもののオンパレードということもあり、夏のコースはたまりません。勿論他の時期も好きなので、定期的に通いたくなる、とっておきのお店です♬
ミシュラン星付きのお店ですが、比較的他の星付きのレストランと比べても、意外と予約とりやすいので、お店選びに迷われた方、候補の1つとしてどうでしょう?
HPから予約する場合、平日の昼、夜は比較的予約取りやすいので、気になる方は是非チェックしてみて下さい~。